トランス交換整備

今回はトランス本体交換と防雨型ケース塗装の整備になります(【写真①】参照)。
作業の流れとして、学校の電気室系統エアコンの不具合調査を行いしました。
調査した所、屋上の室外機トランス一次側が短絡していました。
短絡した原因として、既設のトランスが劣化の為に短絡が起きたと思われます。
トランス交換までの対応として、室外機のブレーカーをOFFにして室内機は送風運転しました。
整備は次の通りになります。

作業内容

image1【写真①】
image2【写真②】

【写真②】トランスのカバーを外した後、テスターで導通チェックになります。
導通チェック後、配線を切離して既設のトランスを取り外します。

image1【写真③】
image2【写真④】

【写真③】新品(左)と既設(右)のトランスになります。
【写真④】新品のトランスを取り付けと配線の接続になります。
トランスの交換後に、絶縁負荷測定と電圧測定を行います。
測定した所、問題ありませんでしたので、エアコンの試運転を行いました。
試運転した結果、正常運転を確認しました。
トランス交換は完了になりますので、防雨型ケースの整備を行います。

image1【写真⑤】
image2【写真⑥】

【写真⑤】塗装前のケース外観になります。
塗装前の準備として、室外機等に付着しないようにダンボールで養生しました。
【写真⑥】サビの上から塗装できるものを選定した塗装スプレーでケースを塗装しました。

image1【写真⑦】
image2【写真⑧】

【写真⑦】ケースの塗装が完了した所です。
【写真⑧】トランス交換及びケース塗装の整備が完了したので、作業終了となります。

今後とも、メンテナンス、整備、工事等を頑張っていきます。

一覧へ戻る