冷却塔清掃及び満水保管剤投入と減量申請

蒲田営業所で設備管理をしている某建物の冷却塔はシーズンオフの清掃後、満水状態で保管し、発生器内のチューブ及び冷却水配管を腐食から守ります。

使用していない期間が長期に渡ると、
写真のように内部に藻が多量に発生してしまいます。
また、レジオネラ菌の発生にも繋がるため、
定期的な清掃や薬剤の投入が必要です。

清掃後の写真です。
多くの場合、使用しない期間は水を入れずに保管しますが、
この冷却塔の場合満水状態で保管し、
発生器内のチューブ及び冷却水配管を腐食から守ります。

冷却水系は腐食が生じやすい環境にあります。
そのため、適切な処理を実施しないと機器や配管の損傷が発生しやすくなります。
この冷却塔の満水保管の処理方法は、2種類の薬品を投入する「2液処理」を行っています。
この処理方法は、設備負担や管理の手間が増えるが、薬品のランニングコストを抑えやすい
利点があります。

防食剤及びスライムコントロール剤投入の写真です。
・防食剤
アクアスキレート D-215L
鉄・銅材質に対して強力な防食効果を発揮します。

・スライムコントロール剤
アクアサイド SC-66
藻に対して、強力な殺菌効果を発揮します。

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