給排水衛生設備点検の重要性

建築物環境衛生管理において衛生設備点検業務はその建物に携わる全ての人の健康状態に密接な関係性があり、特に気を使い点検、メンテナンスを行う必要があります。今回は一例を紹介します。

当社が常駐管理している、
某キャンパスの加圧給水設備点検の写真です。
3号館建物概要:地上20階地下1階に成ります。

延床面積:57,581.80㎡

給水装置:受水槽90㎥×2基
加圧給水ポンプ(2系統)
①上層階20階~10階
②下層階 9階~地下1階

手洗器の写真です。
端末給水栓は自動センサー式節水タイプを使用。

給水装置及び排水設備点検内容
①給水・排水漏水状況
②給水・排水障害
③衛生機器汚れ劣化破損
④コンセント・機器汚れ破損
(トラッキングによる焼損防止)

端末給水栓(自動センサー式)給水圧の障害になるストレーナの点検写真です。
各部品の劣化破損状況にあわせ部品の交換実施します。

衛生設備点検内容

①給水栓圧力状況
②排水詰まり状況
③石鹸(ムース)放出状況
④機器汚れ及び劣化破損

石鹸(ムース)放出状況押込式石鹸入ムースタイプを使用
点検内容
①石鹸水放水状況
②石鹸水の詰まり状況
③ムース形状の状況
④石鹸入れの劣化破損状況

石鹸(ムース)放出障害の場合、ムース形状障害になる液状部・エアー部・ムース部のホースの詰まりの除去に伴う分解作業を行います。

各部品の劣化破損状況にあわせ部品の交換実施。

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