今回は、某大学学生寮のルームエアコン室外機移設工事をご紹介します。
こちらの学生寮は弊社にて、受変電設備、熱源設備、給排水設備、消防設備の点検及び
修理、保全業務を行っています。
・撤去予定の室外機
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image12.jpeg)
こちらの室外機は異音が発生している為、空室に設置されている同タイプ室外機を取外し、
移設工事を行いました。
竣工から15年経過し更新時期ですが、緊急対応として作業を行い、お客様からエアコンの不具合があれば
即日対応を行っています。(空室からの室外機を取外し写真は省略してあります。)
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image22.jpeg)
ポンプダウンを行う為、冷房運転を開始します。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image32.jpeg)
冷房運転を10分ほどし、ゲージマニホールドの圧力を確認し、液管のスピンドルバルブを六角レンチで締めます。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image42.jpeg)
ガス管のスピンドルバルブも圧力が0MPaになる前に締め込み、エアコンを停止します。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image52.jpeg)
ポンプダウンが終了しトルクレンチを使用し冷媒管を外します。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image62.jpeg)
次に電源ケーブルを取外し撤去出来る状態になります。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image71.jpeg)
室外機を撤去した状態です。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image81.jpeg)
空室から撤去した室外機の搬入風景です。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image91.jpeg)
室外機に電源ケーブルを繋ぎ込みます。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image10.jpeg)
再度冷媒管をトルクレンチを使用し、締め真空引きの準備になります。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image111.jpeg)
ゲージマニホールドと真空ポンプを使用し、真空引きを行います。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image121.jpeg)
真空ポンプを10分運転し-0.1MPaになるまで運転し、真空ポンプを停止し、ガス漏れチェックをします。
10分放置し圧力計が-0.1MPaを保持していたら液管、ガス管のスピンドルバルブを全開する。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image13.jpeg)
ゲージマニホールドのホースを外し試運転が出来る状態ですので、室内機にて冷房運転し吹き出し温度、吸込み温度を計側します。
![](https://www.johnan-service.co.jp/wp-content/uploads/image14.jpeg)
再度ガス漏れ検査を行い、漏れがないことを確認し作業完了になります。
簡単ではありますが、作業写真を掲載しました。