今回は3号館空調機加湿器装置整備の様子をご紹介します。
加湿装置整備は冬期の乾燥した空気を快適な環境にするのに大切な装置なので冬期に入る前に
準備することが大切になります。
今回加湿整備をする空調機です。
各階に同じものが設置されていますので全て整備を実施します。
空調機の中の様子です。
赤で囲っている部分が加湿装置になります。
初めにYストレーナを清掃します。
Yストレーナは配管内のゴミを受け取る役目があり、ゴミが詰ると
水が出なくなる恐れがあるので定期的に清掃します。
Yストレーナを外している様子です。
Yストレーナを清掃します。
ブラシを使い丁寧にゴミを取ります。
次に配管内の死水を排水します。
春期から秋期にかけて加湿装置は起動されないので配管内の水が滞留します。
滞留した水をそのまま加湿装置に通すと臭いの原因になるので一度
死水を捨て、綺麗な水から加湿が始められるようにします。
死水を捨てている様子です。
わずかですが水が濁っています。濁りが無くなるまで排水します。
空調機のドレンパン清掃の様子です。
ドレンパンにゴミが付着すると赤で囲っている排水口が詰り、
漏水事故の原因につながるので出来る限りゴミを清掃します。
整備が終了したら試運転を行います。
加湿装置から水が出ているか、
湿度調整を行い、電磁弁が反応するか、臭いがないか等を確認します。
最後にドレンパンから水が排水
されているのを確認して整備完了となります。