排水ポンプ本体および発停用のフロートスイッチの交換を行いました。
![ポンプ運転時の電流値](/wp-content/uploads/image1-12-300x225.jpg)
2台あるうちの1台のポンプが
排水しなくなってしまいました。
正常時、ポンプ運転時の電流値は
赤い針のところまで達するのですが、
調査時は著しく低下していました。
ポンプ本体が故障している症状です。
![排水槽ピット内の機器](/wp-content/uploads/image2-4-300x225.jpeg)
排水槽ピット内の機器の写真です。
右が故障したポンプで、
手前が発停用のフロートスイッチです。
フロートスイッチも動作が不安定なため、
こちらも交換します。
![人通口](/wp-content/uploads/image4-3-300x225.jpeg)
排水槽のポンプ用ピットへは
床上から直接降りられず、隣ピットの
「人通口」と呼ばれる横穴しか
通り道がありませんでした。
これでは作業性が悪いうえ、
長時間の作業では酸欠になる
恐れがありました。
そのためポンプとフロートスイッチの
交換作業を分けて実施しました。
![フロートスイッチを交換](/wp-content/uploads/image3-4-300x225.jpeg)
まず、フロートスイッチを交換します。
左側が新品、右側が撤去品です。
![配線はピット内で接続](/wp-content/uploads/image6-3-300x225.jpeg)
配線はピット内で接続しています。
ピット内が非常に湿っているため、
配線の圧着はヒートガンを使用し、
新たにピット上部にボックスを
設置して収めました。
![フロートスイッチ交換後](/wp-content/uploads/image5-4-300x225.jpeg)
フロートスイッチ交換後の写真です。
(合成写真っぽい色彩になってしまいました…)
![ポンプを交換](/wp-content/uploads/image7-2-300x225.jpeg)
次はポンプを交換します。
![撤去品](/wp-content/uploads/image8-4-300x225.jpeg)
左が新品、右が撤去品です。
経年によりサビがひどく、
故障していなくても早めの交換が
必要だったと考えられます。
![ピット内で配線を接続](/wp-content/uploads/image9-2-300x225.jpeg)
据え付け後の写真です。
この後、フロートスイッチと同様に
ピット内で配線を接続します。
![フロートスイッチおよびポンプ](/wp-content/uploads/image10-4-300x225.jpg)
フロートスイッチおよびポンプの
交換後の写真です。
![最後に試運転](/wp-content/uploads/image11-2-300x225.jpg)
最後に試運転を実施します。
フロートスイッチの動作試験も
同時に行なうため、
実際にピット内に水を溜めて
運転状況を確認します。水が溜まったら運転し、
電流値が正常であり、
排水されたら停止したため、
異常が無いと確認できましたので
作業完了です。