送電線付近での空調更新工事

空調機の電装盤用冷却ファンを交換しました。

【カテゴリー】空調設備工事
【施設種類】学校

今回室外機を更新するにあたり、ラフタークレーン80tを設置し搬出入を行いました。
クレーン設置横には送電線があり、安全管理を徹底しました。

クレーンが通る場所にて、曲がり角
などにマンホールなどがあると破損して
しまうので、事前に鉄板にて養生を
行います。

直線部では誘導員により、マンホールを
かわしながら移動します。

今回の建物は送電線横からしか機器の
搬出入ができないので、事前に
クレーン設置場所及びブーム角度、
長さ、アウトリガー張出などを
計算しました。
アウトリガーとは、車体から腕のように
張り出して接地させ、吊り荷による
転倒を防止する装置です。(赤丸部)

アウトリガーがインターロッキング
内に張り出すため、鉄板にて養生を
行いました。(赤丸部)
インターロッキングとはレンガ調の
ブロック舗装のことです。

送電線との距離は4m以上
離さないといけないので、ジブ(長い腕の
部分)の組立場所やブームの角度を
全て事前に計画し、作業員に
周知徹底させました。

写真だと4m以内に見えますが
4m以上離れていることを確認し
作業を行っています。

この写真でも4m以内に見えますが
4m以上離れています。
当日は送電線管理会社様にも
お立会をしていただきました。

クレーンにも接地線を取付け
無事に作業を完了することが
できました。
作業員の安全管理はもちろんですが、
今回のように送電線近くや
近隣が近い場合は事前の計画が
非常に大事となります。


クレーンによる搬出入が必要な工事も弊社では周囲の環境に最大限配慮し作業しております。
送電線近くでの作業は極めて難しいのですが、ノウハウを持った現場責任者が綿密な計画を立てて行っております。

同様の工事経験も数多くございます。

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